鶴と亀

おめでたい上生菓子の詰め合わせ、おせち菓子。今日は鶴と亀について

ご存知のとおり鶴と亀は長寿の象徴として昔から知られています。鶴は千年、亀は万年と言いますね。実際、鶴は20〜30年の寿命と言われていますが他の鳥類が10年くらいなので十分長生きだということです。一方、亀は種類によっては100年くらい生きると言われています。もともとは中国から伝わった長寿の象徴ですが千羽鶴など日本独自の表現で伝えられています。桐木神楽堂ではおせち菓子のほかに長寿のお祝いとして「鶴と亀」をお作りしています。また「亀甲鶴」という名でお祝いの主菓子もお作りしています。おせち菓子では「鶴」は雪平生地で白あんを包み鶴の柔らかく優雅なさまを表現しています。「亀」は大納言のかの子で縁起の良い亀の子を表しました。