4月から6月にかけて咲き始める紫の花。どれがあやめでどれが菖蒲なのでしょうか?
①アヤメはアヤメ科の花で乾いたところに育つ多年草。5月の早いうちに日本全国でみられます。花は網目模様で外側の花びらに黄色い模様が見られます。
②カキツバタはアヤメ科の植物で湿地に群生し5月中旬から下旬にかけて開花します。花は模様のない紫色で外花びらに白い斑紋が特徴です。
③ハナショウブはアヤメ科の園芸種で水辺や湿地に育つ。菖蒲湯などに使われる菖蒲(サトイモ科)とはちがう。6月頃に紫や絞りなどさまざまな花を咲かせます。
アヤメ科 アヤメ
アヤメ科 カキツバタ
アヤメ科 ハナショウブ
桐木神楽堂では上生菓子で次のように表現しています。
あやめ
4月中旬から5月上旬に販売
花菖蒲
5月上旬から下旬に販売
唐衣(カキツバタ)
※注文品
和菓子には季節があります。和菓子には物語があります。桐木神楽堂では味、食感、香り、そして銘から季節を感じていただきたいと思っています。