新着ブログ

落とし文

落とし文
この季節のお菓子に「落とし文」という銘のの上生菓子があります。若葉の美しいこの時期、ちょうど茶道の世界では炉(畳の中に掘ったかまど)から風炉(畳の上に置くかまど)へと道具やしつらえも変わります。そんな初風炉の茶事でも好ま…

少し早めの涼風をお届けします

少し早めの涼風をお届けします
桐木神楽堂では少し早めの涼菓をお作り致しております。お天気の良い日中は気温も上がり半袖シャツの方も見受けられます。何よりマスクをしているとのどが渇きますよね!冷たい水ようかんやみつ豆で喉ごし涼やかにほっとしたいものです。…

かしわ餅

かしわ餅
柏の葉は新しい葉が出てから古い葉が落ちることから昔から子孫繁栄の意味をもって縁起物とされてきました。本物の柏の葉は何とも言えない清々しい香りがします。初夏の晴れ渡る空を思い出させるかしわ餅、桐木神楽堂では粒あん、みそ餡、…

さくら

さくら
日本人の大好きな日本の桜。東京では早くも開花して見ごろを迎えている頃、、南の宮崎は開花を待っているとはまさに桜の不思議の一つです。いち早く咲く寒緋桜、まだ寒いころに山肌を彩る山桜、静岡では川辺を彩る河津桜は毎年テレビで拝…

よもぎ

独特の香り、鮮やかな緑、よもぎは昔から食用、薬草として人々の暮らしにとって重宝なものでした。食用としては早春の新芽をおひたしや汁物の具、天ぷらにしたり、餅に入れて草団子やよもぎ餅にして食べます。薬用としては灸に使うモグサ…

西王母(せいおうぼ)

おひなさまのお菓子に「西王母」という桃の実の形を模したものがあります。可愛らしいフォルムと美しい色、煉切製で成形されたその中は白餡で人気の上生菓子です。昔、中国に西王母という女の神様がいたそうです。その西王母が漢の武皇帝…

花びら餅ご試食券

花びら餅ご試食券
桐木神楽堂では当店にておせち菓子をご予約お買い上げいただいた方に「花びら餅ご試食券」を差し上げています。さだかではないのですが、かれこれ20年前からはじめています。これは、おせち菓子をお買い上げいただいた方にささやかなが…

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます
今年も桐木神楽堂ホームページをよろしくお願いいたします。年末はバタバタしすぎて思うようにブログの更新ができませんでしたことお詫び申し上げます。これからも頑張りますのでまたご愛読のほどよろしくお願いいたします。写真はオリン…

おせち菓子 梅

おせち菓子 梅
おめでたい和菓子の詰合せ、おせち菓子の「梅」について。松竹梅の中で唯一冬に花をつけ春の到来を告げる花です。古事記や百人一首など昔から春を表す季語として多くの歌が詠まれています。それだけ日本人の心に寄り添った花なんですね。…

鶴と亀

鶴と亀
おめでたい上生菓子の詰め合わせ、おせち菓子。今日は鶴と亀について ご存知のとおり鶴と亀は長寿の象徴として昔から知られています。鶴は千年、亀は万年と言いますね。実際、鶴は20〜30年の寿命と言われていますが他の鳥類が10年…